9/8 都道府県対抗ロードレース
結果:DNF
鹿児島で開催された都道府県対抗自転車競技大会に島根県選手団として参加させて頂きました。
結果途中足切りとなりましたが、今まで経験したことの無いレベルで走らせてもらい、ハイスピードなレースに順応する足掛かりになったと思います。
サポートして頂いた車連スタッフの方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。
以下レースレポート(というよりはほぼ雑記)
9/6
有給取得し鹿児島へ移動
松江で湯山君と合流→テックサイクルへ色々と受け取りに寄る
→大田のファミレスでカーボローディング?
→瑞穂まで車で移動、車連のH野さん、F間さんと合流、車連のお二方の運転で高速へ、深夜のサービスエリアで車中泊。
9/7
明け方鹿児島へ到着。
いつの間にか車は走り出しており、目が覚めるとなんとI川さんが車内におられた。
車でロードのコースをなぞりながらトラック競技場へいき、島根県選手の観戦と応援する。
そして島根県選手の出走の際は動画撮影という大役を仰せつかる。
1000mでは大会記録がでてその選手は一人だけ別次元のスピードだった。
その後I川さん、湯山君とロードの周回コース周辺を1時間ちょっと試走。
9/8 レース当日
出走受付場所とホテルが近かったため、我々島根県選手はホテルの駐車場でウォーミングアップ、補給場所への移動の関係でサポートのH野さん、F間さんと別れ、選手だけで受付場所へ。
受付をすませ、スタート地点までちょっとした移動があったけど、狭い道にぎちぎちに並ばされたまま先導されたので、集団走行スキルの無い自分は少しずつ後ろに下がりながらスタート地点へ移動する。
このときの誘導バイクの後ろに「こけたらアカンで!!」のステッカーが貼ってあった。全くその通りだと思う。しかし早速後方で他県の選手が落車する音がした(汗)
スタートラインに並んでからも出走まで20分待ち時間があり、I川さんが後方の日陰でしっかり休んでた。強い選手は細かいところで体力を温存しているなと思いつつ、自分も便乗させてもらう。
先ほど落車?した選手がサポートからパンク修理したレース用ホイールを受け取ってたけど、数分後再度パンク、落車に巻き込まれやすい?自分としては何事もなくレースが終わることを祈る。
9:30 パレード走行開始、鹿屋市街地をまったりと進む。集団右端から徐々に前へ上がっておく。
約3km走った後平坦部でアクチュアルスタート、と同時にダッシュがかかり一気に時速50km以上へ加速、
下りでもないのに凄いスピード感。序盤は道路幅が広く、自分は中央からやや右側に位置していたけど、これが失敗。中央分離帯やゼブラゾーンが続いており高速走行も相まって路面からの振動が凄かった。どうやら左側走行が吉。
序盤の長い直線の後は橋や交差点の直角コーナーがいくつかあり、集団後方だと立ち上がりでダッシュがかかる。前方に位置したほうが良いのはわかってるけど、このスピードではなかなか前に出られず、前との車間距離もうまく取れなかった。
集団内で唯一前に上がれるのは少し長めの緩い登りで、頑張って中ほどまで順位を上げておく、その後の下りと平坦で少しずつ順位を下げてなんとか集団後方に張り付くの繰り返し。
何個目かの下りで前方が中切れっぽくなり、全力で前を追いかける。ここでだいぶ脚を使ってしまった。
しばらくして海岸沿いの道へ入ったところで先頭付近が強烈なペースアップ、強い選手十数名が抜け出す。自分はコーナーの立ち上がりから全開で踏みなんとか第二集団の後ろのほうへ張り付く。ここでこのレース最高の1000W超えを記録。
完全に第一集団とは間が空いてしまい、先ほどの全開で踏んだのもあって登りでペースが緩んだときに回復を試みていると後ろから湯山君が先頭集団へかっ飛んでいった。
少し長い登りでインナーに変速した際チェーンが落ちて万事休すかと思ったが、アウターに戻しゆっくりペダリングで奇跡的に復活。首の皮一枚で集団最後尾へ復帰。
序盤の1WAY区間をなんとか第二集団でこなし、周回コースまでなんとかたどり着き、車連サポートの方のボトルを無事に受けとる。
一週目の登り区間は始めこそかなりハイペースで前の選手を追っかけたけど、しばらくして脚の揃う数名のグループが形成されて良いペースで進む。石川の選手が少し長めに引いてくれてた。
驚いたのはこの集団でも下ってからの平坦部で45km前後で巡行していたこと。集団効果って凄い。
トラック競技場までの細い道のアップダウンは鳥取の方が登りでペース作る。かなりきつかったけど、ときどき後ろを振り返ってたので、ついてこられるペースかを逐一確認してたんだろう。これは登りで周りと強調したいときに使えそう。このあたりで前から2人落ちてきて集団に合流。しかし登りで数名居なくなったようで、人数はあまり変わらず。
競技場からの長い下りは安全第一で無通過。下りきってからの直角コーナー立ち上がりで一瞬ダッシュがあったものの、周りの選手もそこそこ消耗している様子で集団になるのを待ってた。
ゴール地点までの平坦部は全員でローテ、巡行42~43kmくらい。すこし行ったところで前から二人落ちてきて合流。うち一人は湯山君で、なぜか普通のペットボトルがケージにハマってた。後で聞いたらボトルが濡れてて滑って落してしまったらしい。
前と5分差で足切と聞いていたため、周回コース2週目の手前で切られることを予想してたけど、そこではまだ切られず2週目に突入。この次登って下ったポイントで切られると回収が厄介になると聞かされており、薄々嫌な予感がしつつも登り始める。補給所ではまだ水があったため何も受け取らず。
1週目と打って変わり、2週目の登りは和やかムードに。湯山くんが先頭で、私がその後ろにつくけど、他県の選手は現実的なのか、完走は無理と判断したのかペースを上げずに後ろのほうで何か話してた。
湯山くんはペース上げたい様子で、行きませんかと話かけてきたけど、こちらにはペース上げられるほどの余裕が無く、もし完走できるとしたら集団でまとまって走るのは必須だと判断して回復に専念させてもらう。
しばらく島根県2人で前を走っていると、斜度が緩くなったあたりから他県の選手も前を引いてくれるようになった。
二週目入ったところで先頭と結構離されたにもかかわらず切られなかったから、もしかしてまだ走らせてくれるんじゃないかと少し期待をしてたけど、残念ながら下った先のポイントで赤旗が振られレース終了。
我々の集団が到着したときには既にかなりの選手がここで切られていた。
レースを振り返って、高速な集団の中で全く位置取りができなかったので、時速50km近くの高速走行に慣れておく必要があると感じた。登りが多いコースと聞いており、ローハイトの軽量ホイールを持って行ったけど、平坦部の速さの割に登りでペースが緩むので、ハイトの高いホイールでも良かったかも。そして何よりレース自体のレベルが高く、今の自分の力量では作戦を立てても意味が無かったとも思ったので、力不足を感じたレースだった。レース中は順位を狙うというより、どこまで生き残れるかを考えていた。I川さんくらいの力がないと勝負にならない。
しかしながら貴重な体験をさせてもらったので、この経験を生かして自分のレベルアップはもちろん、周りの皆と一緒に速くなっていきたいと思います。